皆さんこんにちはJam’sです。
今回はMrs. GREEN APPLEの2ndアルバム「Mrs. GREEN APPLE」の3曲を見ていきたいと思います。
今回のラインナップ
・絶世生物
歌詞に出てくる形のないものとはミセスが歌い続けているあれだった！？
・soFt-dRink
ビールではダメ！？なぜソフトドリンク？？？
・鯨の唄
あの超有名作品と題材が同じ！？！？
【一歩踏み出したい君へ】Mrs. GREEN APPLE ２nd フルアルバム Part1 歌詞考察
絶世生物
Atrantisで「ロンリネス」の後の楽曲で好きになった人も多いはず！！！
絶世の美女と聞き覚えのあるように
絶世＝世に並ぶことのない程優れている事
つまり
絶世生物＝世に並ぶことのない程優れた生物
タイトルからとても肯定要素の多い楽曲って感じがするね
でも歌詞は肯定的な歌詞は少ないかもね
ここでは肯定的なタイトルとどちらかというと否定的な歌詞の2面制に注目していきたいと思います
冒頭の歌詞
形がなければ不安なの？
作詞 大森元貴
この歌詞が「絶世生物」のキーワードですね！
この形のないものに関して歌詞に中にもあるように”6個の感性””で感じる事が出来るからこそ”絶世唯一の生命”と唄われているのかもしれませんね
本来は5感ですがここでは6感目を”心”だと考えています。またこの心を持っているのは人間しかいないので絶世唯一の生命は”人間”の事であると考えます
この歌詞に出てくる「形のないもの」とは？
Jam’sの人ならもうお気づきの人もいるかもしれません。
「形のないもの」とはミセスがずっと歌い続けている「愛」ですね！！
愛という形のないものに不安を抱いている人間に対して疑問を投げかけつつ、唯一、形のないものを感じることが出来る人間のすばらしさを唄っている楽曲でした！！
soFt-dRink
映画『ポエトリーエンジェル』の主題歌としても使用されました。
青春を炭酸に例えて歌われている「soFt-dRink」
ですが1,2番の歌詞とCメロ以降の歌詞で伝えたいことが少し違っているような気がします。
1.2番の歌詞考察
＜1番＞
午前5時には日は昇り、、、
＜2番＞
午後5時には日は落ちて、、、
作詞 大森元貴
このように当たり前の様に何気なく淡々と過ぎていく毎日
そんな中で泡の様にすぐはじけてしまう青春はキラキラしたものだけではないかもしれません
泡の様に脆く全ては去って
作詞 大森元貴
甘未の様に時に笑ったって
気持ちがいい事ばっかじゃない
使い余した青春は
いつかは零れて
忘れていくんだろうな
1,2番では今青春のど真ん中にいる人に向けられたメッセージのように感じます
青春の時間は限られているってわかるけどいざ青春を過ごしているときはキラキラしたことばかりじゃないし何気ない毎日の繰り返しで使い余してしまうよね
Cメロ以降
感じてよもう真実は
作詞 大森元貴
目の前にあるんだよ
どうかその若さで
描いてみせてよ
「青春を過ごした後でないと青春の尊さには気づくことは難しい。けどその若さ（青春真っ最中う）で青春の素晴らしさに気づけるかな？」ってもっくんからのメッセージが伝わってくるね
いつかは酸化して
作詞 大森元貴
さよならが来るんだろうな
だけども今はさ
考えたくはないな
「どんなに青春を青春してもそれでも、青春は泡の様になくなってしまう。そんなことは分かってるけど考えたくないよね」って最後に改めて青春の素晴らしさ儚さを唄っているね
「soFt-dRink」は
・青春中の人への共感（1，2番）
・青春を過ごしきった側からのメッセージ（Cメロ以降）
で歌われています
豆知識
soFt-dRinkはミセスによくありがちな不規則な大文字と小文字で構成されています。
小文字を並べてみると
sotdink=英語で「終りには」、「果てには」
という意味が込められている考察もある
鯨の唄
この楽曲は町田そのこさんの「５２ヘルツのクジラたち」と同じ題材で歌われており本と楽曲の重なるところが多くあります。
是非本も読んでみて「鯨の唄」の魅力を堪能してみてください
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鯨の唄の前知識として抑えて置きたいのは鯨の会話についてです
鯨は群れ中で「クジラの歌」とも言われる人間には聞こえない周波数で会話している。でも鯨の中には他の群れには届かない周波数を発している「52ヘルツの鯨」もいると言われている。だからずっと一匹で悲しく寂しく孤独に大海泳いでいる。でもその発している周波数は人間に聞こえる周波数である。誰かには聞こえている。
このことを比喩的に人間の孤独な人の様子を表しているね
冒頭の歌詞
散らばってしまったアイデンティティ
作詞 大森元貴
いろいろな自分を繕って自分というものがない様子を表しているのでしょうか？
そうやって自分を繕っていくうちに本当の自分で居られなくなり本当の意味での自分の居場所が分からなくなってしまったのでしょう
そんな様子が
「どうやって僕の居場所に気づかせよう」
作詞 大森元貴
という孤独そうな歌詞に現れています。
孤独な５２ヘルツの鯨に気づく人が居るように、必ず誰かが気づいてくれるよってミセスは歌ってくれているよね
失わぬように 傷付かぬように
盾と剣を握りしめた
僕の世界と手を挙げて銃声が響いた
作詞 大森元貴
誰かが気っと泣いているから
怖がらないで
掲げた誓いを果たすために戦ってくれ
勇気付けてくれるだけじゃなくて背中を押してくれる歌詞だよね！！！
ちょっとした豆知識
~豆知識１~
サビの「手を挙げて」の歌詞がとても高いことで知られている「鯨の唄」ですがその理由は
ほかの鯨より高い周波数を放つ52ヘルツの鯨を意識している。
少し無理して「手を挙げている」様子
を表していると考察されている。
~豆知識２~
1番のサビ
手を挙げて叫んでいるのを
ラストのサビ
手を挙げて叫んでいるのも
作詞 大森元貴
「も」ってことは他に含まれていることがありそうですね
是非楽曲を今一度聞いて皆さんなりの答えを探してみてください
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