皆さんこんにちはJam‘sです。
今回はミセスの泣ける曲3選を紹介していきたいと思います。
もっくんの書く歌詞は細部までこだわっているので今回はちょくちょく言葉の定義を抑えながら紹介していきます。
<こんなことが分かる>
・意外な発見があるかも!?!?
・ミセスの魅力
<こんな人に見て欲しい>
・ミセスがすきなひと
・本が好きな人
・ミセスの魅力をもっと知りたい人
【泣ける曲】ミセスグリーンアップル マイナーおすすめ曲3選
鯨の唄
<言葉の定義>
「唄」 定義 言葉に旋律やリズムをつけて,声に出すもの。また,その言葉
いきなりですが皆さん52Hzのクジラと言うのをご存じですか??
52ヘルツの鯨(52ヘルツのくじら、英語: 52-hertz whale)は、正体不明の種の鯨の個体である。その個体は非常に珍しい52ヘルツの周波数で鳴く。
この鯨ともっとも似た回遊パターンをもつシロナガスクジラやナガスクジラと比べて、52ヘルツは遥かに高い周波数である。
この鯨はおそらくこの周波数で鳴く世界で唯一の個体であり、その鳴き声は1980年代からさまざまな場所で定期的に検出されてきた。「世界でもっとも孤独な鯨」とされる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
<要約すると>
52Hzのクジラ
= ”世界で最も孤独なな鯨”
⇒ 自分の遥かに高い周波数(声)を周りの鯨たちが聞き取ることが出来ない
こんな孤独なクジラを題材として”鯨の唄”が作られたのではないかと言われています。
確かにこの楽曲では52Hzの高い周波数をお意識しているのかサビでとても高い高音が出てきます。
<歌詞をCHECK!!!!!>
「どうやって僕の居場所に気づかせよう」
孤独に生きるクジラと現代社会に孤独を覚えるひとをリンクさせて孤独を覚える人の嘆きを歌っています。
「手を挙げて叫んでいるのを誰かが気っと見てるから
怖がらないで貴方は貴方の命だけを輝かせて」
孤独を覚える人の近くにはきっとその声を聴いてくれる人がいるはずですだから前向きに生きていこうと、孤独に生きる人に共感し、寄り添い、背中を押してくれる楽曲です。
<Question>
今大ヒットで2024年春に映画化も決定し、2021年本屋大賞を受賞した町田そのこさんの作品『52ヘルツのクジラたち』をごぞんじですか?
この本もタイルからも分かるように”52ヘルツのクジラ”を題材に書かれています。
この本を読むことにより”鯨の唄”により入り込むことが出来きより楽曲を楽しめる、ミセスファンなら読むべき本となっております。
本のあらすじ
過去を断ち切って東京から大分の海辺の町へと移住してきた三島貴瑚は、移住先で13歳の少年と出会う。虐待を受けていた少年を見た貴瑚は、自身のかつての姿と少年を重ね合わせて、「聞き逃した声に対する贖罪」として少年を助け出す試みを行う。
they are
この楽器はとても切ない恋愛ソングとなっており、もっくんの実体験をもとに書いた楽曲です。
<切なポイントを紹介>
「今まで」 ⇒ 君の前で”独りで寂しい”と感じていた 「ラスサビ」 ⇒ ”ベットの中”で寂しさを覚えています。 ”独りで寂しい”から”ベットの中”と心理的な独りから物理的な独りに代わっています。 「今まで」 ⇒ ”貴方”のその優しさでも僕は傷を負ってしまうんだ 「ラスサビ」 ⇒ ”誰かの”その優しさでも僕は傷を負ってしまうんだと ”貴方”から”誰”かとなっています。
この対比がこの曲の切なさを語っています。
「今まで」にある歌詞から「ラスサビ」にある歌詞に向かうにあたり接着剤的な役割をしているのが
↓
Cメロの歌詞にある
”出会った意味をも数えればキリがないけど君はもういない”
になります。
詳しく知りたいミセスが好きな方は以下のからご覧ください。
楽曲を聴くだけでは気づきにくい気づきに気づけると思います。
part of me
part of me ⇒「私の一部」
<この楽曲のマル秘情報>
- この楽曲を作るにあたり涼ちゃんはこんなに曲を作り出すのに苦労している元貴を見たことないと語っています。
- 初めてレコーディングの予定を飛ばした曲です。
<言葉の定義>
この曲にはいくつか違和感を覚える漢字ができきます。
普段使わない感じを整理します。
「総て」 ある物事の全部という意味だが、まとめてひとくくりにするイメージがある。 *「全て」との違い ある物事の全部、すべて、みんな、何も残さずことごとく、という意味である。総てとは、「全て」と同じ 「遭う」 「何かを行っているときに、偶然ある事態が身に起こること」 「歓び」 「(興奮することがあって)歓声を上げてよろこぶこと」の意味を持っています。 *「喜び」というのは、「(何か良いことがあった時の)一般的な嬉しい気持ちのこと」を意味しています。 「観る」 目の前にある物に視線を集中させること 「見る」 意図せず視界に入ってくること 「倖せ」 自分だけではなく、周囲にいる人もみな幸福感に包まれている状態で、楽しい気持ちで繋がれる状態であるからこそ生まれるものです。 「幸せ」 不満がまったくなく、幸福に感じる日々
<それでは、本題!!!>
この曲はもっくんが曲を作るのが難しすぎてもっくんのメンタルがやられるのが先か、曲が完成するのが先かと言う極限状態で制作したということだけありとてももっくんも世界観似入り込んで曲を聴くのが難しい曲だと思っています。
~余談~
もっくんの曲作りに対する心構えや、生き様と言うのは「Attitude」に綴られています。
この曲を紐解く前と後ではミセスの楽曲に対する態度が変わってくるかもせれません。
是非ミセスファンの方はご覧ください
~~~~~~~~~~~~
「僕が消えるその日まで」、「亡くなる」、「あの川のほとりで」など、「死」を彷彿させる歌詞がいろいろ出てきます。
↓↓↓↓
「僕(自分)の死」について書かれてた楽曲とよみとることが出来そうです。
BUT!!!!
歌詞を見ていくとこの「死」はメンタル的にやられていることを比喩的に表現しているような気もします。
Cメロの歌詞が分かりやすくそれを物語っていて
人はこの大地で数えきれない嘘や偽善の澱みを
観てきた心を見せられないけど「誰かに愛されたい」
と心が潤っていない描写が多々出てきます。
ラスサビには歌詞の変更がありました。
変更前 ⇒”さよならに慣れてしまったとしても” 変更後 ⇒”誰かの一部になれなかったとしても”
個人的に変更後のほうが抽象的でいろんな人に心当たりがある、共感できる歌詞になっているのかなと思います。
変更前の歌詞のレコーディング動画
恋と唄
この楽曲は2015年にリリースされていることから少なくとももっくんが18歳以前に作られた曲です。
<2015年まとめ> ミセス ⇒ 「StaRt」「我逢人」などが レコード大賞ノミネート ⇒ 西野カナ 「トリセツ」
が話題になりました。
この楽曲の一番の魅力
サビ終りのあの悲しさあふれる歌声
他にあのようにして感情を入れている楽曲を聴いたことがありません。
<言葉の定義>
この楽曲でも最初に言葉の整理をしていきます。
「吟」
声を出して詩や歌を歌うこと。また,詩や歌を作ること。
歌詞中に”詞を綴る”とあることから吟を採用しているのかもしれませんね
ちなみに
「詞」⇒ 「一定のリズムで風景や感情を綴る言葉で、さまざまな形態がある」
「詩」⇒ 「楽曲に合わせて歌われる言葉で、決まりはなく自由に作られる」
と言う違いがあります。
<サビの歌詞>
また、サビの表現の仕方がもっくんらしいですよね。
また君を思い詞を綴れど
恋の歌の様に綺麗じゃないな
この思いが君に届いてればな
この声で歌わずに済むのにな
恋を題材にした楽曲であるのに”恋の歌の様に…”と表現しています。
これは映画の主題歌になった「青と夏」の”映画じゃない…”の表現方法に似てますよね
POINT 1
恋を題材にした楽曲であるのに”恋の歌の様に...”と表現
例)
「青と夏」
これは映画の主題歌になった「青と夏」の”映画じゃない...”と表現
POINT 2
指示語の”この”のさす内容は一般的に前の分にありますが
この歌詞には”この”の後”この”のさす内容が来ています。
さらにそこに加えて”この”のさす内容は文章を示しているのではなく歌で表現しています。
<まとめ>
今回は泣ける曲を紹介してきました。
個人的には「52ヘルツのクジラたち」を強くお勧めします。
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