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皆さんこんにちはJam’sです。
今回はミセスグリーンアップル3rdアルバムの「Variety」の後半3曲を見ていきたいと思います。
一番最後に紹介する楽曲はミセスの中でも重要度の高いと思われるあの楽曲を紹介していきたいと思います!
前半の3曲をまだご覧になられていない方はぜひそちらもご覧ください!
StaRt 孤独と愛がテーマのメジャーデビュー曲 リスキーゲーム 人生について書かれた曲 L.P 寂しさを伝えるために描かれた曲
【ミセスが伝えたいものとは】 Mrs. GREEN APPLE 3rdアルバム Variety おすすめ曲(後半)
VIP
ミセスの楽曲の中でも”皮肉”曲代表と思われる「VIP」ですが曲名からすでに皮肉が満載です
~「VIP」とは~
VIP(ヴィーアイピー)は、「Very Important Person」の頭文字を取った略語です。この言葉は、とても重要な人物を指し、賓客や要人とも呼ばれます。
4cs-i.com
eigobu.jp
oggi.jp より
ここでは”VIP”を”会社の上の立場にいる人と考えたほうが考えやすいと思います
一見、曲名だけを見ると皮肉さは全く感じません。
しかし
~冒頭の歌詞~
買い被りってなんだっけ
君を高く評価しすぎたようだ
内容が薄すぎて反吐が出ちゃう
踊れ踊れ醜く笑え
作詞 大森元貴
「買いかぶり(買い被り)」とは、「実力以上に高く評価すること」
この歌詞から分かることは
曲名「VIP」には省略されている言葉がある
ということです。
「VIP」に言葉を付けたすと
・過大評価でVIPになった人 ・対して重要じゃないのにVIPの座にいる人 など
「VIP」を否定する言葉が付け足されそうです。
病んでるとき刺さる!!!
「VIP」はVIP(もどき)のひとに対する皮肉だけではなく
ふらふら楽しいな
そりゃそうだろう
罵倒で周りが傷ついてんだ
作詞 大森元貴
この歌詞からも分かるように
「VIP(もどき)のせいで苦労しているのは私たちだよ」ってみんなが思っている感情を歌に乗せて代表して表現してくれているところが心にグッとくるよね
このように”皮肉”を多く含む「VIP」ですが
実は
ラブソング
と、もっくんは言っています。
確かに少し角度をけてみると「恋人に対して我慢することが多くなり、不満の感情を表している歌詞」に聞こえなくもない???
是非皆さんも”皮肉”の観点だけでなく”ラブソング”の観点でも「VIP」を楽しんでみてください
ミセスの新たな魅力に気づけるかもしれません
ゼンマイ
<ゼンマイとは?>
腕時計内にあるゼンマイは、機械式時計の動力源となる部品です。
https://goldmrs.jp/columns/watch/clock-mainspring より
機械式時計の内部にある部品はすべてゼンマイの力を動力として動いているため、非常に重要な部品であるといえます。
つまり、
ゼンマイ=生きるための原動力
という比喩的な表現をしてるのかなと感じました。
ゼンマイという楽曲を聴いてまず初めに浮かんだのはトリックアートです。
見る方向によっては棒が3本に見えることもあれば4本に見えることもある。
しかし、3本も4本も間違えではない
このようにしてサビの歌詞にあるように
~1番サビ~
報われない気持ちが続いてく毎日で
~2番サビ~
交わらない思いが棘になる毎日で
作詞 大森元貴
このような思いが生まれてくる。
この曲の裏にある綾華ちゃんの綺麗な声と大森さんの声の相性が良すぎて泣けてきます!
なかなか交わることのできない現実を突きつけられ
泣いて泣いて笑って泣いて
作詞 大森元貴
の毎日。そんな毎日だけれども
素晴らしいよその君の世界
作詞 大森元貴
たくさんの傷を負ったかもしれないけど、そんなあなたの世界は素晴らしいよって、抱きしめてくれるような、自分の心も温かくなれるような、そんな優しい曲
自分の生きる原動力(”ゼンマイ”)を動かしてくれるそんな楽曲ですね。
道徳と皿
<この楽曲の重要性について>
~1つ目~
ミニアルバム3部完結作品の集大成の楽曲
・1stミニアルバム「Introdaction」
・2ndミニアルバム「Progressive」
・3rdミニアルバム「Variety」
~2つ目~
・「Variety」のジャケットが”道徳の皿”の世界観をモチーフに描かれたものになっている
・フェーズ1の最後のアルバム「5」と似たようなジャケット
この観点からも重要な役割を担っている楽曲ということが分かります。
それではどんな楽曲なんでしょか?
「道徳と皿」については以下の記事で詳しく触れているので是非ご覧ください!
軽く概要だけ抑えたい!って方はスルーして下にGO!!
「Variety」では この世の中は非情なものかもしれないけど捨てたものではない、 そこに愛さえあれば、、、、
ということを唄ってきてくれたような気がします。
「道徳と皿」でも一曲を通して「Variety」というアルバムで伝えたかったことの総括をしているような歌詞が見受けられます。
こんな世界を憎めないのはなぜか
作詞 大森元貴
「ゼンマイ」の歌詞にもあったように”報われない思いが続いて毎日”に寂しさを感じる事も多くあるかもしれません。
そうか。「道徳の果実」を食べて どうか
どうか諦めず さぁ 笑え
作詞 大森元貴
道徳=愛
人の愛を感じつつ、「こんな世界でも生きていこう!」そう諦めないでいると
貴方を救って包み込んでくれるもの(=皿)に出会うことでしょう。
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