皆さんこんにちはJam’sです!
10周年ライブ「FJORD」が「Utopia」の系列ということで今回は「Utopia」の副酒をしていきたいと思います。Part1、Part2を見てない方は是非そちらもご覧ください。
Part3のラインナップ
「In the morninng 」
・歌詞に出てくる「笑える朝」とは!?
「ブルーアンビエンス」
・「不自由の海を自由に泳いでる」に隠された秘密
「月とアネモネ」
・「生きづらいこの日々達が続けばな」と思う理由
「延々」
・延々と永遠の違いって!?
【新しい発見】Mrs. GREEN APPLE ライブ FJORDのための「Utopia 」セトリ 復習 Part3
In the Morning
キーワード
「笑える朝を迎えに行こうか」
この楽曲をまとめている歌詞が一番最初の歌詞だと考えています。
朝を迎えに行こう
眠い目を擦って
今日を生きてゆこう

朝って来るものなのにどうして”迎えに行く”のかな?

歌詞の最後も「笑える朝を迎えに行こうか 今」終わっているからやっぱり「朝を迎えに行く」ことが大切なんだね!
この辺を見ていきたいと思います。
「笑える朝」の対義語が歌詞にも出てきています。それが「ひどく深い夜」です。
歌詞中にもある通り
・「頑張って頑張って創りあげたモノが
簡単に簡単に壊れても」
・「傷ついて傷ついて隠すしかなかった
大切な大切な【本当】も」
・光は 遠くただ暗い 暗い
こんな日が人間必ずしもあるはずです。
しかし、そんな思い悩むあなたを「誰もわかっちゃいないわけでもない」し「激しい雨も やがて気付けば晴れていることがほとんどだ」と言っています。
なので最後の歌詞に繋がります
でも 頑張って頑張って 創り続けてみよう
大切な大切な 【本当】を
こんな処で亡くすなよ
笑える朝を迎えに行こうか
今
~番外編~
「こんな処で亡くすなよ」
「亡」・・・「なくなる」や「ほろびる」

「失くす」や「無くす」ではないし大切なものを一度手放したら一生返ってこないよっていうメッセージ性を感じるね!
ブルーアンビエンス(feat. asmi)
今日好きの主題歌に抜擢された楽曲です!
「アンビエンス」とは
特定の環境または周囲の影響によって生まれる雰囲気を指します。

「焦らずに大人になってみる」
「一歩ずつ大人になってみる」
何回も出てくるこの歌詞が意味深に思うんだよね~

確かにこれだと大人ごっこしてるようなニュアンスに聞こえるね

でも無理して大人になるんじゃなくて少しずつって意味も伝わるよね
この歌詞はもっくんが歌詞を書くときにずっと意識している「言い切らない」ということを存分に表している歌詞だと思いました。
「ブルーアンビエンス」には青春に対して、青春真っ最中の人の気持ちと、青春を俯瞰した歌詞が入っていると思います。
・「恋がしたい
思い出したい
掴めるかは僕ら次第」
・「愛されたい?
愛されたい!
馴れ合いたくない掛け合い」
・「抱きしめたい?
抱きしめられたい!
相対する問題」
など

とても共感できてすっと入ってくる歌詞だよね

でも青春を俯瞰した歌詞には今までの歌詞ともリンクするようなかしがあるよ
不自由の海を自由に泳いでる
不自由な海・・・この世に対しての皮肉の比喩
⇒皮肉例)「こんな世界をまだ憎めないのはなぜか」(道徳と皿)
自由に泳ぐ・・・子供たちは夢を持ち希望に満ち溢れている様
⇒希望例)僕らは知っている空への飛び方も(僕のこと)
宿題を忘れてる大人たち きっと好みは炭酸水 溢れてしまわぬように 照れてみる

「宿題っていう存在を日常で気にしなくなる生活に慣れてしまった大人たちの好きな物は、今は無い「青春」というもの。そして誰かを「好き」という気持ちが溢れないように(相手に気づかれないように)ごまかしてみる」っていみかな?
soFt-dRinkの歌詞を見ると炭酸水=青春が分かりやすいと思います!!
詳しく見たい方はこちらをご覧ください
月とアネモネ
タイトル「月とアネモネ」の意味
全部全部月灯りに照らされ 嘘をついたことがバレていくんだ
以上の歌詞より
「嘘をついていた」という私の生き方が月灯りによってばれていく
つまり、、、
アネモネ=私
と捉えることもできるかもしれません。
「アネモネ」とは
・新約聖書に登場する「野の百合」は、アネモネのことを指すという説があることから、西洋の文化とは深い関わりのある花の一つです。アネモネには、ギリシャ神話の伝説が複数あります。
「花言葉」
・「はかない恋」「恋の苦しみ」「薄れゆく希望」・・・悲恋を思わせる花言葉は、ギリシャ神話に基づいています。
・「嫉妬の為の無実の犠牲」・・・まさにギリシャ神話から!
・「無邪気」・・・タネを風に飛ばすことから、自由なイメージを託されたと思われます。


Mrs. GREEN APPLEはギリシャ神話を題材にすることが多々あるから、そこから「アネモネ」のインスピレーションを受けたのかもしれないですね


もっと「アネモネ」について知れば「月とアネモネ」を深くまで聞くことができそう!
「月とアネモネ」考察
「月とアネモネ」で特徴的な歌詞は
この日々がいつまでも続けばな 生きづらいこの日々達が続けばな
であると個人的に考えました。


「この日々」とはなんだろ?
なんで「生きずらいこの日々」と言うんだろう?
こんなところを見ていきたいと思います。
「生きずらい日々とは」
「嘘にすることで本当の気持ちから逃げれたような気がしたんだ」と、歌詞にある通り
自分に嘘をつく日々


人と良好な関係を築くために自分に嘘をついて話を合わせたり逃げたりするけど、自分が苦しくなっていくだけだし、ありのままの自分で居られなくなる。でも自分に嘘をつかずにいい関係を築くのは不可能だったかもしれない。それにこんなにも悩んだり苦しんだり嘘にしたりすることは、誰かを思っているからであって、生きづらい日々が続くのも幸せな事なんだと思う。
延々


「インフェルノ」との兄弟ソングってもっくんが言ってたよね
「永遠」は「時間や空間的に無限に続くものやものごと」という意味です。
「延々」は「非常に長く続く様子に対して使われるが、無限ではなくいつかは終わるもの」という意味です。
つまり
「永遠」=無限
「延々」=有限


これを踏まえて「延々」を聴き直すだけでも、入ってくるものが違うかもしれないね
豆知識
「インフェルノ」と「延々」の兄弟点
インフェルノ
→「風船もいつかはしぼむか割れる、僕らは命の泉を護り続けて繋いでいく」
延々
→「風船も泉ももうないの?」
インフェルノ
→「地獄じゃあるまいし」
延々
→「天国はほんとうにあるの?」
アウトロほぼ同じ
Part1はこちら
<今回のラインナップ>
・ミセスのライブの種類
「Attitude」
・もっくんが曲をかくいみとは?
「CHEERS」
・なに!?なまぬるいJUICEで乾杯って?
「L.P」
・一つの単語が曲を物語る愛しき人への思い
「アボイドノート」
・アボイドノートの意味、正体とは!?
Part2はこちら
Part2のラインナップ
「StaRt」
・孤独と愛の楽曲
「道徳の皿」
・ミセスの最重要楽曲になりうる!?
「PRESENT」
・プレゼントの正体とは!?
「嘘じゃないよ」
・最後の一節で曲全体が180度変わる!?
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