ついにケセラセラのMVが公開されましたね!!!!SNSでの反響もものすごくありミセスを代表する1曲となりそうです!!!
今回は「ケセラセラ」について深く掘り下げてみていこうと思います。「ケセラセラ」を好きになってしまった方は何か一つでも発見があると思うのでぜひ最後までご覧ください。
レコード大賞「ケセラセラ」について徹底解説!!!!
ケセラセラの意味
初めに「ケセラセラ」の意味について説明していきます。
ケセラセラは「なるようようになるさ」と和訳されることが多い言葉です。
「物事はいいように進む」、「気をもんでも仕方がない」、「成り行きに任せてしまうのがい」などの意味もシチュエーションによっては解釈されます。
「ケセラセラ」の元々の語源はスペイン語で「Lo que será, será」と表します。
<類義語としては>
- 明日は明日の風が吹く
- なんくるないさ
- 運を天に任せる
- ケチョンナヨ
などがあります
<こんな場面で使われる!!!>
- 頑張りすぎている時
- 不安や心配事が多い時
- 落ち込むことが続く時
某サッカーアニメ、イナズマ○○ブンのOPやEDにも「ケセラセラ」という言葉が数多く使われてきたので聞き馴染みがある人も多いと思います。
「ケセラセラ」への思い
【インタビュー】ではこのように述べていた。
「日曜の夜ぐらいは…」の脚本を読んだ時に、純粋に共感した。
日ごろから、人間は劣等感や敗北感を抱きながらもその中で生きていると感じている。そういう人たちにフォーカスした楽曲を書きたいなと思っっている。
今回のドラマがまさに、そういう内容だった。
勝たなくてもいいから、負けないでいることの強さ、そのプライドの大切さをすごく感じました。
”痛み止めを飲んでもきえない旨のずきずきが”、”今日はちょっとだけご褒美を”と言った歌詞もそうなんですけど、
今って本当にたくさんの人がギリギリのところで頑張っていると思うんですよ。
僕自身も一歩下がってしまうと、崩れてしまう、何とか頑張って自分を保っている感覚。
それを繊細いに表現したと思った。
このように、大森元貴の感じている思いと、ドラマの内容が合致していて。まず、その思いを言葉で伝えることが大切だと思っていたそうだ。
また、
“バイバイ 幼き愛の日々”と”バイバイ 無頓着な愛の日々”は、
メロディーは同じだが、同じように聞こえない様にしたり、
最後は多幸感のある歌い方を心掛けた。
だから、ちょっと演劇というか、お芝居を舞台でやっている感覚に近かった。
とも言っている。
レコーディング中の秘話としては、
若井君の超絶タッピングを見てお分かりの様にとてつもない練習をしていたそうです。
タッピングの練習をしすぎて指が裂けたり、指がばんそうこうまみれになるまで黙々と練習をしたり、水膨れを通りこして指先が硬くなっていたりと。
しかし、歌詞に背中を押されて”よし!後もうひと踏ん張り”という気持ちにで取り組んでいたそうです。
Mrs. GREEN APPLEが初のドラマ主題歌を担当!!!!
新ドラマ「日曜の夜ぐらいは…」の主題歌として起用されました!!!!
清野菜名さん主演!4月30日夜10時に放送スタート!!!
ドラマの概要
古ぼけた団地、郊外の借家、街中を空しく走るタクシー。時代に取り残され、活気を失い、どことなくもの寂しさが漂うどこにでもある光景に、特筆すべき要素はない。
だが、それぞれの窓の奥に目を凝らせば、そこにはさまざまな事情を抱えた暮らしがあった。
足の不自由な母との二人暮らしを支えるため、休みなくバイトを続ける娘、
そして家族から縁を切られながらも、退屈な毎日に楽しみを求めてタクシー運転手を続ける女性、両親との縁が浅く借家暮らしを送りながら祖母と工場勤務を続ける孫娘…。
離れた場所に住み、お互いの存在も知らない3人は、あるラジオ番組をきっかけに運命的な出会いを果たす。
そして、お互いに戸惑いながらも心を通わせ始めた彼女たちにある“奇跡”が起き…漫然とした暮らしの中で行き詰まっていた3人の人生が、静かに動き出す…!
以下に公式サイトを掲載します。
『日曜の夜ぐらいは...』|朝日放送テレビABCテレビ 『日曜の夜ぐらいは...』番組サイト。2023年4月スタート!毎週日曜よる10時。
「ケセラセラ」のSNSでの反響
いち早く2023年の4月25日0時00分に楽曲の配信がスタートしました。
SNS等での反響がすごくあり深夜にもかかわらずTwitterでは「#ケセラセラ」でトレンド1位に輝いていました。
その他にも「#Mrs. GREEN APPLE」、「#ツァラトゥストラ」などミセスに関係する#がトレンド表示されていました。
歌詞中に出てきた謎の言葉「ツァラトゥストラ」とは
「ツァラトゥストラ」とは歌詞中に出てくる言葉で
ツァラトゥストラは、意味のない世界から逃げ
ることをせず、ありのままに世界を肯定するべ
きであることを説いた人。生の肯定、繰り返す永遠があるなら(永劫回
帰)今に悦びを見出して自分自身で生への価値
観を創造する(自分を救えるのは自分だけ)もの~諸説あり~
と説明されている。
また、「SimPle」にも出てくる「ルサンチマン」も合わせてドイツの哲学者「ニーチェ」に関連するので大森元貴は哲学が好きなのかもしれない。
「ツァラトゥストラ」、「ルサンチマン」とミセスを好きでなければ出会うことがなかったであろう言葉が出てきて大森元貴の語彙力に驚きを覚える。
この「ツァラトゥストラ」についての理解を深めることで「ケセラセラ」で大森元貴が言いたいことが見えてくると考える。以下の動画は「ツァラトゥストラ」についてまとめてある神動画なので紹介しておきます。
また、もっと知りたいと思った方は本を読んでみると大森元貴のもっている世界観に一歩近づくと思います。
「ケセラセラ」の歌詞でグッと心に刺さるフレーズ
個人的かつSNS上多くの人に刺さった歌詞を紹介していきます。
生まれかわるなら?「また私だね。」
シンプルな疑問で生まれ変わったらまた、「自分になりたい」と言ってはいたかな?と考えた時に思い当たる節がありませんでした。
自分の嫌なところは誰でも一つはあると思います。そのいやなところと他人を比べて劣等感に襲われた経験をしたこともあるでしょう。自分自身その経験があります。
ですが「生まれかわるなら?「また私だね。」」この歌詞によって救われました。自分のことを好きでもいいのか!と自分を大切にして上げようという気持ちになりました。
悲劇の図鑑 私ってそう。
この表現の仕方が好きな人も多いはずです。大森元貴の書く歌詞は比喩表現が多く含まれますよね。
その中でもニュー・マイ・ノーマルの「ありがとうがシャイなようです」のような日常生活では使わない大森元貴特有の比喩表現がありお洒落さを感じます。
今回も悲劇がいろいろある様を図鑑を用いて表しています。
勝たなくたっていい 負けない強さを持ちたい
この歌詞は個人的に響いた歌詞です。Twitterからも分かるように、きっともっくんも好きな歌詞なんでしょう!!
勝ちと負けは対義語として使われています。その中で「勝たなくったっていい」と聞くと負けてもいいんだ、と気の抜けた言い方になってしまいますが「負けない強さを持ちたい」この歌詞によって近くで寄り添って無理しなくていいよと言いながら背中を押してくれるような気持になります。
大人になんかなるもんじゃないけど
この歌詞も響きますね!!
「Ring Jam」のブログにも「空の飛び方」とあり「僕のこと」の歌詞にも「空への飛び方も 大人になるにつれ忘れる」、また「スマイロブドリーマ」でも「キラキラを忘れたくないな 忘れちゃいけないな」、「PARTY」の「馬鹿げていない バカになれ」など大人になるに連れて無くなってしまう大切なものについての憂いや悲しみを度々歌っています。
結成10thの節目にこの憂い寂しさを改めて表現しているのを見ると大森元貴にとって大切な事柄なんだなと感じます。
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